病院長挨拶

doctor-hagiwara-tk2
病院長 萩原 淳 (はぎわら あつし)

令和2111日に長崎県松浦市へ新築移転をし、新たにスタートいたしました。
これもひとえに関係各位のご理解とご協力の賜物と、心から厚くお礼を申し上げます。
私どもJCHO松浦中央病院は、全国57病院で構成される厚生労働省管轄の独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)の一つです。JCHOは、20144月、社会保険病院、厚生年金病院、船員保険病院の3つの団体が統合されてできた新機構です。
当院の許可病床数は令和611月より増床し、85(内訳:急性期一般47床・地域包括ケア38)11科の診療体制をとっております。また、健診事業、リハビリテーション、訪問看護及び透析も実施しており、地域住民の健康保持増進に努めてまいります。
松浦市の医療を概観したときに、二次救急を担う医療体制が脆弱で、医療機関の救急担当医師数も少なく、体制維持に不安がありました。そのため、救急搬送のうち7割の患者を市外へ搬送している現状がありました。このような地域事情を鑑み、当院はできる限り積極的に二次救急の受け入れを行い、また市外での急性期治療を終えた方の継続治療や社会復帰支援等にも力を入れ、長崎県北医療圏の地域包括ケアの一翼を担っていきたいと考えております。
これまで以上に地域に根差した病院を目指して、職員一同日々邁進してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。