地域包括ケア病棟とは?
「住み慣れた地域・自宅で暮らそう」を合言葉に「自宅に帰る」ことを目的とし、退院に向けた準備・相談を行っていく病棟です。
(2階B病棟内38床開設)
急性期から在宅療養までを結ぶ「かなめ」となります。(※在宅とは自宅と居住系介護施設などの総称。)
在宅復帰をスムーズに行うために、在宅復帰支援計画を立て、多職種が協力して退院に向けての支援を行っています。また患者さまが早期に社会復帰できるように、退院後のサポートとして附属の訪問看護ステーションでの訪問看護・訪問リハビリテーション支援も行っております。
地域包括ケア病棟の役割
お住まいの地域・ご自宅での生活に帰るための支援
1)ご自宅で暮らす気持ちの準備と必要な心身機能の回復
必要な治療に加え、リハビリテーションや食べるための訓練・口腔ケア・栄養指導・薬の調整などを、主治医をはじめ看護師、
リハビリテーションスタッフ、医療福祉相談員等が協力し、ご自宅や介護施設への復帰に向けた医療や支援を行います。
2)ご自宅での生活を考えた退院支援
地域のかかりつけ医、介護施設、ケアマネージャーと連携し、ご自宅に帰られた後も安心して生活していただける退院支援と
退院後のサポートを行います。
入院対象となる患者さん
1)入院治療により状態は落ち着いたが、もう少し経過観察やリハビリテーションが必要な方
2)ご自宅での療養の準備が必要な方(日常生活に不安を感じ、様子を見ながら退院の準備を進めたい方や住宅改修が必要な方)
3)居住系介護施設への入所準備中の方
4)在宅療養中の方で一時入院
※ただし、入院期間は60日を限度しております。
入院費及び留意点
保険診療上、定められた入院費「地域包括ケア病棟入院医療管理料1」を算定いたします。入院費は定額で、リハビリテーション・投薬料・注射料・処置料・検査料・画像診断料・入院基本料の費用が含まれます。※一部薬剤を除く。
1ヶ月の医療費の負担上限が定められています。詳しくは、医事課職員にお尋ね下さい。
病状の変化の為、主治医が集中的な治療が必要とすれば、急性期病棟へ再転棟する場合があります。
お問い合わせ
地域包括ケア病棟についてのお問い合わせはやご相談は「地域医療連携室」までお尋ね下さい。