脳神経外科

診療・各部門

脳神経外科

脳神経外科では脳血管障害、頭部外傷、脳腫瘍など高齢者から小児まで幅広い範囲を扱います。特に高齢者では脳卒中が寝たきりとなる原因の第一位となっております。脳卒中には「詰まる」病気の脳梗塞と「破ける」病気の脳出血・くも膜下出血があります。脳卒中は“罹らない”ことが最重要課題であり、いわゆる「高血圧」、「高脂血症」、「糖尿病」といった三大生活習慣病がその原因の主なものとなります。当科では残念ながら罹ってしまった後の『急性期治療』と『2次予防』を担います。
脳の病気の症状には意識が悪くなる「意識障害」、言葉の理解や発する機能を低下させる「失語」や「構音障害」、片方の手足の動きが悪くなる「片麻痺」、物が飲み込みにくくなる「嚥下障害」などがあります。特殊なものとして勝手に手足が動く「不随意運動」や「てんかん発作」も脳の病気の症状です。
当院では手術そのものは行なっておりませんが、必要であれば手術に繋げる手伝いや、脳の病気にかかった後の2次予防や画像のフォローなど行っております。

診療担当医

氏名 資格・専門等 外来
前田 肇 長崎労災病院 金曜日(午後)
川原 一郎 JCHO諫早総合病院 第3水曜日